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2011.07.31 Sunday
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君の罪さえも愛せる僕になりたかった
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遠い日を思い出してみている。あなたが初めて私を好きだといって、私を見つめてくれたあの日。あなたの腕の中でいつか来る終わりを想像して怖くなった、あの日。いつまでも消えない疑い。何度もささやかれる愛の言葉も、いつしか空虚になる。何も信じられなくて、些細なことであなたを傷つけてばかりいる。私、こんなことがしたいんじゃなかった。あなたのそばで笑って、あなたを幸せにしたいって、そう祈ってたはずなのに。今、全く正反対のことをしている。好きな気持ちに何一つ曇りなんてないのに、信じられないというただそれだけの感情が、あなたを傷つけていく。
どれだけ好きだといわれたら、あなたを信じられる?
どれだけ抱きしめてくれたら、あなたを温めてあげれる?
どれだけの夜を過ごせば、二人の愛は永遠になるの?
何も分からない。答えなんてどこにもない。あるのは、ただ。冷え切っていく二人の空気。